「美奈ってさなんで彼氏いないの?」 丁度いいぐらいに焼けてきた肉を取ろうとした時、不意に真尋っちがわたしにそう聞いてきた。 肉を取ろうとする手が止まり、コンロを挟んで正面にいる真尋っちを見る。 「はい?」 「いやみんな可愛いって言ってるし、面白いし、めっちゃモテてるのになんでかな~って思っただけだけど・・・。」 「真尋っち?そんなこと言っても肉あげないよ」 そう口角を上げ、きっと不気味であろう笑顔を浮かべて肉を食べた。