「入学式の日、教室から先生が入ってきた瞬間に一目ぼれして。そこから先生のこと知るたびにますます好きになって。でも、先生は生徒と付き合うなんてって感じだったから、ずっとこっそり好きでいるつもりだったんです。」
ゆっくり話す私に、しっかりと聞いてくれる先生。
「でも、あの日、先生という前に好きな人に、車乗せてもらったり、おんぶしてもらったり、ドキドキすることばっかりで、のぼせちゃったんだと思います。だから、キスなんてしたんだと思います。目が覚めて、思い出してからずっと後悔してました。」
涙が目に溜まりだす。
「キスしなかったら、先生と前みたいに話せたかなとか、いっぱい考えました。すっごい怖かったし後悔しました。でも、先生の事全然好きじゃなくならないんです。だから、今日ちゃんと振られようと思ってきました。」

