「わかった。明日でいいか?」 先生は少し考えて、頷いてくれた。 「はい!」 「じゃあ、明日の夜7時に家行くから出て来てて。」 「はい!」 最初で最後のデートの約束。 「また明日」と頭を下げて、自転車置き場で待たせている唯のもとに向かった。