「じゃあ」 自転車で学校から帰り、唯と別れる。 「ただいま~」 共働きで家にはまだ親はいない。 誰もいないのはわかってるけど、帰ってきた気持ちになるためにはただいまは欠かせない。 制服のままベッドにダイブして、今日の先生を思い出して幸せに浸ったまま寝てしまった。 「美奈!!!!」 お母さんの声が聞こえてハッとする。 起き上がって時計を見ると、丁度7時半を指していた。