『え〜…それでですね〜…』


「あ、私、面倒な事は嫌いなの、死んだなら静かに眠るから寝心地のいいベッド用意して」


言うが早いか目の前に可愛いピンクのフリルがたくさんあしらわれた天蓋付きのベッドが出た。


ちょっとびっくりだったけど、神様が居るんなら有りな話なんだろうと思い深く追求はしないことにした。


でも神様がびっくりしているのが気になる。


だって驚きすぎて声も出ないらしいから。


「………寝るけど、出てってくんない?」


ハッ(゜ロ゜;!!


「寝ちゃダメです!!」



(寝かさないよ〜?)だとぉ?


バキッ!!


「すみません!すみません!!」


私の額に浮かんだ青筋に神様は土下座した。



ふざけた真似は許さない!!


眠いんだからっっっ!!


そう、さっきからずっと…

眠くて眠くて…イライラしているんだ…


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