「よお美希！」
「あ、おはよう亮介」
「待たせてごめんな！あ、昨日はごめん。なんか俺といる時よりも美希が楽しそうだったからつい…。」
「大丈夫！気にしないでよ。」
ギュッ＿＿＿＿
あったかい亮介の体温が私の体を包み込む。
「あったかい。亮介の体」
そして私の手をそっと握る。
「じゃ、行こうか。」
「うん。」

今日は久しぶりの放課後デートする予定だ。
予定を空けとかなくては。


キーンコーンカーンコーン♬

1日疲れたな。でもこれからカラオケだ。
ドンッ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
痛っ。誰＿＿＿？
あ、和人。？

「よぉ。ちょーどよかったちょっとさ_____」
「ごめん。今忙しい。んじゃ」

今までこんな目で人を見たことがあっただろうか。