「どうしたんだよ、急にさ」 「……幼馴染みって、どこまで許される?」 脈絡の無い思わぬ発言に、アルゼフもシズルも返事に戸惑う。 「なんかあった?」 「高校の頃からずっと気になってたことがあって。俺は幼馴染みって居ないからその感覚がよく分からないんだけど……」 丁度その時、奥の厨房からシンヤがシズルを呼んだ。 話が気になるが、仕事を放置する訳にもいかない。 名残惜しそうにカウンターを離れるシズルを見送って、ハルキはアルゼフの方へと向き直り、アルゼフもハルキに倣った。