僕の日々を染めた人

デカイ声で笑ったり、とにかく下品だった。


「おい、席変えるか?」


「待って。」


俺も席を変えようと思った。


でも、そのとき、‘’その話‘’が耳に入ってきた。


「まじさー、あれはビビったよなー」


「あー、女が車にひかれたやつ?」


「そーそー、あれはビビった!ふつー、猫追いかけるか?」


「馬鹿だよなー」


「あの猫、俺らがいじめてたら逃げ出すんだもんなぁ」


がはははは、と大声で笑う。


この話………………


―‘’あの日‘’のことを言ってる―


そのとき、俺の頭の何かが切れた。


「っざけんじゃねぇー!」