葵はすぐに目を覚ましたらしい。
脚の神経をかなり損傷しているらしく、
手術しないといけない。
葵のお父さんは、メガネをかけた真面目そうな人で、僕の肩に手を置き、「君は悪くない」と言った。
俺が悪い。俺が悪い。
守れなかった。
俺のせいで。
毎日絶望的だった。
やっと手に入れた幸せと宝物。
一瞬にして砕け散った。
葵。
俺のせいだ。
合わす顔もない。
お見舞いにも行かなくなって、もう4ヶ月が過ぎた。
葵はまだまだ治らなくて、大きな病院に移らないといけない可能性もあるって。
俺は、会うのが怖かった。


