僕の日々を染めた人

「遥、なんでもできるね。」


「別に。そんなことないよ。」


そんなことある!って強く反論してきたから、はいはいって軽くかわした。


「帰ろ。」


「うん。あ。それ、消さないの?」


「うーん。なんか、消したら葵も消えちゃいそう」


なんて冗談〜って笑って消した。


「アイス食べて帰ろーね」


「わかってるわかってる」


「今日はキャラメルアイス食べてみたら?」


「いや、私はいちごアイス派なの!」


またこの討論をしながら階段を下り、


二人で靴を履いた。


二人で駅まで歩いた。


二人で、横断歩道の前で止まった。