僕の日々を染めた人

ただ、近すぎるって。


葵は何にも思ってないだろうけどさ…………


でも、寝るとき、誰かの寝息が聞こえたり、


温もりを感じるってゆーか…………そういうの、なんかいい。


「そっちいっていい?」


「え?」


「………………なんでもない。」


葵、そういうの、煽るからやめて。


「葵。俺、男なんだけど。」


「知ってるし。でも、遥だから大丈夫でしょ?」


………………おいおいおいおい。


安心しきってんじゃん。


気づいたら俺は、葵の上にかぶさっていた。


「え、はる……………………」


「男はみんなオオカミだって、知らなかった?」


俺、何してんだー。


いや、でも、葵が悪い。


「…………遥だったら、怖くないって言ったの。」


え?どうゆう意味?


「遥が…………好きだから、全然怖くありませーん!」


葵はそう言って、口元を手で押さえた。