僕の日々を染めた人

「おはよー………………?」


「Happy Birthday!遥!」


教室の扉をあけた瞬間、クラッカーの音が一斉に響いた。


「ええっ、ちょ、なに、誰?」


「おいおい、誰って、おめぇーしかいねぇだろ。」


「おめでとー、遥!」


太一とココロが、ニヤニヤしながら俺に近づいてきた。


その後ろには、いつにもましてイタズラっ子のような目をした葵もいた。


「ごめん、嘘ついて。本当はこの準備で朝早くなっちゃって」


なんだよー。そーだったのか。


教室はかなりかざられている。


真ん中にはケーキ。


「私がイチオシのシェフに作らせたから、味は大丈夫よ」


ココロがものすごいことを普通にいうもんだから、腰を抜かすとこだった。