そんな俺の誕生日は3日後。


「俺とラブラブしようなー」


「にゃあーん」


くつしたに話しかけしてると、


会話できてるみたいで、なんか答えてる。


「くつしたは可愛いなぁ」


「うーにゃぁー」


ゴロゴロ言いながら、俺の手にスリスリしてきた。


ブーっ、ブーっ。


机の上の携帯が、振動した。


そして、ピコンっと、ベルの音がした。


送り主は『葵』


しばらく一緒に行けない。ごめん。


という内容だった。


『え?なんか用事?駅、大丈夫か?』


すぐに返信した。


3分後。


『うん、委員会。だから大丈夫、太一いるし。』


そーいえば、太一と葵、委員会一緒だった。


なら大丈夫、か。


どっちみち、早く起きれないと思うし、俺。