「わっ、や、やめろって、うぅっ…………」
「は、遥…………ダメだって…………っ……」
「しょーがないじゃん!だって…………
『くつした』が動き回るから…………!」
「くつしたつかまえといて!
じゃないとこっちにまでミルクつく!」
あの子猫を飼い始めて一週間目。
俺は、あの子猫を飼うことにした。
猫を飼ったことない、てゆうか、動物のことを全く知らない俺を気づかって、
葵は一緒に面倒見るって言ってくれた。
だから、毎日葵は俺の家に通い詰め。
葵はなんせ、真面目な子だから、図書館で猫の本を見て徹底的に調べあげた。
さすが葵。頼りになりますねぇ。
いや、俺はむしろ頼りないなぁ。
我ながら情けない。


