僕の日々を染めた人

「………………葵、耳いいんだ…………」


「あっ…………うん、まぁ、ちょっとね」


葵は少し困った顔をして、俺から目線をそらした。


俺は少し気になったけど、すぐにダンボールの中の猫に気をやった。


「…………かわいそうだよね…………」


「うーん…………どうする??」


遅刻しそうな俺たちは、そんなことも忘れて5分ほど話し合った。


その結果。