僕の日々を染めた人

毎朝、俺は葵と登校することになった。


もちろん、太一もいるけど。


ココロはお金持ちだから、執事に送り迎えしてもらっている。


最初は太一と二人だったんだけど、


葵が電車通学中に痴漢にあったため、一緒に行くことになった。


葵は最初、ものすごく断ってた。


「いい、いい、いい、いい、ほんといい」


って、頑なに。


でも、ココロが「葵ちゃんが心配だから」って言った途端、素直に行くと言った。


……………………どんだけココロ好きなんだか。


って、そろそろ出よっかな。


俺のマンションから駅までは、全然遠くない。