僕の日々を染めた人

嫌だ。嫌だ。


思い出してしまう。


あの時のこと全て。


『あんたなんか生まれなかったら…………』


『父さんそっくりね』


痛い痛い痛い。


Tシャツに汗がじんわり染み込んでる。


あのときも、暑かった。


俺はただ、自分の家へ走った。


「…………はぁー、はぁー、」


すごい走ったから息切れ。


暑い。汗が鬱陶しい。


「………………なんでだよ……」


なんであそこにいた。


なんで話しかけた。


なんで話しかけれた。


なんでなんでなんでなんで………………


なんで俺を捨てたの?