僕の日々を染めた人

「あいつのおかげか。」


「え?あいつ?」


「嶋田遥。」


ドクン。


その名前を聞いた瞬間、心臓が飛び跳ねた。


「遥…………………………」


「お前は俺と同じだと思ってた。」


「どうゆうこと?」


そのままの意味だよ。と言って、藤崎はそっぽ向いた。


「…………それより、それ。」


「え?」


藤崎は主語がないから、え?ってしか言いようがない。


藤崎は私の車椅子を指さしていた。


「あぁ………………」


「あいつには会ってないようだな。」


「え?なんでわかって………………?」


「顔がそう言っている。」


私………………の、顔………………?


そんなに表情、柔らかくなったんだ。