「きっと、何かあったんです」 担任の花ちゃんは、必死に警察に訴えていた。 「普段は、自分の気持ちもあんまり言わない子で、おとなしい子なんです。 何もないのに、人を殴ったりしたい子なんです。」 必死に、赤の他人の俺を守ろうとしてくれていた。 「もういいよ。」 わかってくれそうにない。 いや、殴った俺が悪いから。 どんなに正当化したって、人を殴った俺が悪い。