だから私は急いで制服を脱ぎ
Tシャツとショートパンツに履き替えた。
「マロンごめんね!!ちょっと行ってくる」
私はスニーカーを履き
急いでエレベーターのボタンを押した。
この時間さえももどかしい。
ずっと笑ってるから
何かに悩んでいるとか何を思ってるとか
考えたことなかった…。
「愛子さん…。」
エレベーターのドアが開き
降りてきたおじさんに
ぶつかりながらもエレベーターの中に入る。
「ごめんなさい!!」
1階につき急いでマンションを出る。
探す宛なんてないけれど
まずは職場だと
愛子さんの働いているビルへと向かった。
一度だけだけど見たことがある。
愛子さんの制服姿。
何十分くらい走っただろうか…。
きっとこのビルの4階だ。
私は息を切らしながら
そのビルへと入った。

