それでも愛してる。





お昼休みになり


学校中が騒がしくなった頃。


愛子さんが作ってくれた
お弁当をカバンから取り出す。


蓋を開けると美味しそうで
色鮮やかなおかずが綺麗に
詰められていた。


「いただきます」


手を合わせて卵焼きを一口。


今日も美味しい。


料理上手な愛子さんのお弁当は
毎日楽しみで
一度も残したことがなかった。


半分くらい食べて
トイレに行きたくなった私は
箸を置いてお弁当の蓋を軽くしめた。



すぐ近くにあるのと
トイレがそんなに長くないのとで
5分もしないうちに
自分の席へと戻った。



とー…。