「太陽!!

私、どんなにライバルいても
太陽が見てる人が私じゃなくても


それでも愛してる!!」


その言葉を聞いた時。


いや、実際はもっと前から知ってた。

愛菜が太陽の事好きだって事。


「龍人くん。応援してあげてね。」


華が2人を見て俺に言う。


「うん、俺の親友を好きなんだから
当たり前だろ。」



あの日、愛菜を初めて見た時思った。

綺麗なその姿は
偽りなく自分を出していた。


どんな女子にも負けない
強い何かを感じたんだ。


お人好しで愛菜の背中を
押してしまった事
正直、後悔した。


でも、今はこれでよかったと思う。


だってー…。


今の愛菜。


すごく幸せそうだから。


それだけでいいって思った。