それでも愛してる。





「愛菜!!」


朝の日差しが眩しい中
交差点で華と恵が手を振る。


「わ、太陽くん!!
久しぶりだね。」


物珍しそうに太陽の顔を見る。


「お、おはよう。」


と。


キーっと錆び付いたブレーキ音。


「うわ。これ壊れてる。

よっ!!みんなお揃いで。」


川田も合流して5人で登校。
こんな日が来るとはね。


異色の5人だけど全員私の自慢の友達だ。


「愛菜イメチェンしたの?」


「え!?太陽くん気づくの遅いよ!!」


「興味なかったのか…。」


「あ、愛菜落ち込まないで…!!」


「俺はイメチェン前知らないぞ!!」


わいわいする事が
耳障りだと思ってた。

なのに今はこんなに笑えてる。


いいね。
友達って。


「お!!太陽じゃん!!しばらくぶり。
超心配したじゃん。電話でないしよ?」


やっぱり太陽は人気者だ。


「太陽久しぶり!!」


「おはよう太陽!!」


やっぱり学校には太陽が必要だ。