いつもの日常が過ぎている。
秋ごろに、隣の県への進学が決まった。
通学に片道2時間はかかるものの、家には豊かなお金がない。
一人暮らしは難しかったし、大学へは実家から通うことになった。
そして、冬ぐらいだろうか?
ちえちゃんから、ざっきーと付き合うことになったと報告が来た。
私は心から喜んだ。
出会いがナンパでも、関係ないと思えるほど二人はラブラブだった。
ちえちゃんと一緒にバイトに入るときは毎回のように惚気話を聞かされ、バイト先にざっきーが来た時も、ちえちゃんは嬉しそうに接客していた。
そんな二人を見ていたら、私も恋愛したくなった。
そして私は高校を卒業し、春休みを満喫していた。
そんなある日、LINEが来た。
ざっきーからだ。
”おかだちゃん?”
私は驚いた。
ざっきーは私のLINEを知らないし、ちえちゃんが教えたとしか考えられない。
勝手に教えたちえちゃんに少し腹が立ったものの 何か理由があったのか、ちえちゃんに何かあったのかと心配になり、急いで返信した。
”どうかしたんですか?”
すぐに既読がつき、返事が来た。
”ちえにLINE教えてもらったんだよ。なにしてたの?”
少し戸惑った。
世間話をするために私にLINEを送ってきたのか?
なんで勝手に教えたのかちえちゃんに聞こうと思ったが
”ちえのことで相談があるんだ。ちえにはLINEしたこと、言わないで。”
言えなかった。
まず話を聞いてからでも遅くはない。
そう自分に言い聞かせて、友達の彼氏とLINEするという罪悪感を
消し去った。
秋ごろに、隣の県への進学が決まった。
通学に片道2時間はかかるものの、家には豊かなお金がない。
一人暮らしは難しかったし、大学へは実家から通うことになった。
そして、冬ぐらいだろうか?
ちえちゃんから、ざっきーと付き合うことになったと報告が来た。
私は心から喜んだ。
出会いがナンパでも、関係ないと思えるほど二人はラブラブだった。
ちえちゃんと一緒にバイトに入るときは毎回のように惚気話を聞かされ、バイト先にざっきーが来た時も、ちえちゃんは嬉しそうに接客していた。
そんな二人を見ていたら、私も恋愛したくなった。
そして私は高校を卒業し、春休みを満喫していた。
そんなある日、LINEが来た。
ざっきーからだ。
”おかだちゃん?”
私は驚いた。
ざっきーは私のLINEを知らないし、ちえちゃんが教えたとしか考えられない。
勝手に教えたちえちゃんに少し腹が立ったものの 何か理由があったのか、ちえちゃんに何かあったのかと心配になり、急いで返信した。
”どうかしたんですか?”
すぐに既読がつき、返事が来た。
”ちえにLINE教えてもらったんだよ。なにしてたの?”
少し戸惑った。
世間話をするために私にLINEを送ってきたのか?
なんで勝手に教えたのかちえちゃんに聞こうと思ったが
”ちえのことで相談があるんだ。ちえにはLINEしたこと、言わないで。”
言えなかった。
まず話を聞いてからでも遅くはない。
そう自分に言い聞かせて、友達の彼氏とLINEするという罪悪感を
消し去った。
