それから何日か経ったある日。
バイト帰りに偶然、近藤さんと会った。
近藤さんとはなんだかんだ、LINEは続いていた。
いつもたわいのない話をして、いろんな話を聞いた。
近藤さんは親方だから、若い衆を何人か連れている。
若い衆が仕事をしてくれれば、自分は現場に出なくてもお金が入ってくるのだ。
だから近藤さんはたいがい暇で、私も学校の行き帰りの電車はすごく暇だ。
お互いの暇な時間にいつもLINEしていた。
近藤さんは私の日々の中に、いてあたりまえの存在になっていたのだ。
でもいつもLINEだけで、直接約束して会ったりはしない。
一歩間違えれば不倫になるからだ。
「あっ近藤さんこんばんは」
「おう。今帰り?」
「はい!何してたんですか?」
「暇だからその辺ぶらぶらしてた。せっかくだし、家まで送るわ。」
「あ、ありがとうございます。」
私のバイト先は、自転車で3分、徒歩7分ぐらいというとても近い場所にある。
もちろん近藤さんはコンビニの常連。家もすごく近所だ。
その日はたまたま徒歩でバイトに行ってたから、2人で並んで家までの道を歩いた。
「勇作と、どうするの?」
近藤さんは突然そんなことを聞いてきた。
私はちえちゃんとのことや、前向きに考えようとしていることを話した。
なぜかはわからないが、なんとなく、近藤さんには話したくなかった。
私の話を聞いた近藤さんは、少し悲しそうに見えた。
「正直、勇作はやめといたほうがいいと思うよ。あいつ、昔から嘘つきなんだよ。あいつの兄貴も言ってた。いつもでたらめで口からは嘘しか出てこない。それに、あいつこないだ他の女と遊んでたよ。そんなやつがいいの?」
え、なにそれ。それって、私がざっきーと付き合わないように言ってるの?
それとも本当のこと?
私は少し混乱した。
「でも、れいちゃんが勇作と付き合うって言うなら俺はもう何も言わないよ。LINEも消すことになるね。」
すごくショックだった。
私は何を信じたらいいんだろう?
でも、もう近藤さんとLINEができなくなるのはすごく嫌だ。
本当に嫌だ。
でも、近藤さんは妻子持ちだ。
いつ奥さんに関係を疑われてもおかしくない。
それなら、もうLINEしないほうがいいのか。
もう、頭がおかしくなりそうだった。
バイト帰りに偶然、近藤さんと会った。
近藤さんとはなんだかんだ、LINEは続いていた。
いつもたわいのない話をして、いろんな話を聞いた。
近藤さんは親方だから、若い衆を何人か連れている。
若い衆が仕事をしてくれれば、自分は現場に出なくてもお金が入ってくるのだ。
だから近藤さんはたいがい暇で、私も学校の行き帰りの電車はすごく暇だ。
お互いの暇な時間にいつもLINEしていた。
近藤さんは私の日々の中に、いてあたりまえの存在になっていたのだ。
でもいつもLINEだけで、直接約束して会ったりはしない。
一歩間違えれば不倫になるからだ。
「あっ近藤さんこんばんは」
「おう。今帰り?」
「はい!何してたんですか?」
「暇だからその辺ぶらぶらしてた。せっかくだし、家まで送るわ。」
「あ、ありがとうございます。」
私のバイト先は、自転車で3分、徒歩7分ぐらいというとても近い場所にある。
もちろん近藤さんはコンビニの常連。家もすごく近所だ。
その日はたまたま徒歩でバイトに行ってたから、2人で並んで家までの道を歩いた。
「勇作と、どうするの?」
近藤さんは突然そんなことを聞いてきた。
私はちえちゃんとのことや、前向きに考えようとしていることを話した。
なぜかはわからないが、なんとなく、近藤さんには話したくなかった。
私の話を聞いた近藤さんは、少し悲しそうに見えた。
「正直、勇作はやめといたほうがいいと思うよ。あいつ、昔から嘘つきなんだよ。あいつの兄貴も言ってた。いつもでたらめで口からは嘘しか出てこない。それに、あいつこないだ他の女と遊んでたよ。そんなやつがいいの?」
え、なにそれ。それって、私がざっきーと付き合わないように言ってるの?
それとも本当のこと?
私は少し混乱した。
「でも、れいちゃんが勇作と付き合うって言うなら俺はもう何も言わないよ。LINEも消すことになるね。」
すごくショックだった。
私は何を信じたらいいんだろう?
でも、もう近藤さんとLINEができなくなるのはすごく嫌だ。
本当に嫌だ。
でも、近藤さんは妻子持ちだ。
いつ奥さんに関係を疑われてもおかしくない。
それなら、もうLINEしないほうがいいのか。
もう、頭がおかしくなりそうだった。