私の恋は間違いでしたか?

「よかったね!また付き合ったら教えてね!」

「うん!」

ちえちゃんは本当に幸せそうに笑っていた。

私も、ざっきーのことを考え直してもいいんじゃないのかな。

毎日連絡してくれて、思いをぶつけてくれて、楽しそうに話してくれるざっきーのことを次第に意識するようになった。


その数日後、ちえちゃんは9つ上の男の人と付き合うことになった。

その人は仁(じん)くんというらしいが、私はほとんど話したことはない。

また、毎日のようにちえちゃんの惚気話が始まった。

「今日ね、じんくんが迎えに来てくれるの♪」

それがほとんど毎日だった。

幸せそうでなによりだが、切り替えの早さに少し呆れた。

まあ18歳の恋愛なんて、最近はそんなものなのかもしれないが。


そして私は、ざっきーに気持ちをぶつけた。