「私が怒ってるのはそこじゃない」



この後、俺は予想もしていな華奈の発言に驚いた。


「私が怒ってるのは...」


「怒ってるのは?」


「そんなに 好き とか言うな///」


「だって言わないと、俺の気持ち華奈に伝わんないでしょ?」


「だからって言い過ぎです!!」


「もしかして、照れてるの?」


「そそそ、そんなわけあるわけ無いじゃないですか!」

「もうどいてください。家、入れないじゃないですか」


「逃げるの?」


「別に、逃げてなんかっ...んっ」



俺は我慢できず華奈が振り返った瞬間、唇を奪った。


「ごめん」


「何で謝るんですか」

「先輩のバカッ」



そう言って華奈は、家のドアを閉めた。