新しい教室に着くやいなや、由香里は新しい友達を作ろうとしている。



私はと言うと、自分の席に座りバッグから読みかけの本を出し、両耳にイヤホンを付け、話しかけるなオーラを放っている。


これが私のいつものスタイルだ。


周りから見れば、完全にぼっちだと思われているだろう。


正直、もう慣れた。