着替えをして校舎をでると、もうそこは女子で埋め尽くされていた。
グラウンドではうちのクラスの男子たちがウォーミングアップをしているところだった。
昂と水樹がペアになってやっていた。
「絵になるよね」
とか、そんな感じの言葉がなかなか鳴りやまない。
私たちも授業が始まるから、一応整列。
最初の体操から腕立て伏せや腹筋、背筋が終わると、あとは個人で練習の時間になった。
その時間になった瞬間、女子たちは男子の方へ走っていった。
先生も、もうあきらめたらしい。
「千里?私たちもいく?」
「・・・いくか!」
「うん」
私と千里は後ろの方から立ってみることにした。
試合は終盤で昂と水樹の一騎対決になった。
これを入れれば昂の勝ち。
グラウンドではうちのクラスの男子たちがウォーミングアップをしているところだった。
昂と水樹がペアになってやっていた。
「絵になるよね」
とか、そんな感じの言葉がなかなか鳴りやまない。
私たちも授業が始まるから、一応整列。
最初の体操から腕立て伏せや腹筋、背筋が終わると、あとは個人で練習の時間になった。
その時間になった瞬間、女子たちは男子の方へ走っていった。
先生も、もうあきらめたらしい。
「千里?私たちもいく?」
「・・・いくか!」
「うん」
私と千里は後ろの方から立ってみることにした。
試合は終盤で昂と水樹の一騎対決になった。
これを入れれば昂の勝ち。
