蘆花side
何アイツ。人間ってこんなイライラする人物なの?
「あっ!刈菜さん!これ職員室に持って行ってくれない?
後ね…生徒指導の先生が髪の毛黒く染めろだって。それとカラコンも辞めろだって。」
「全部もともとなんで…って言っておいてくれませんか?」
「もともとなの!?」
「はい。」
「そう。言っておくわね。じゃあこれお願いね!」
「あ、はい。」
多すぎ。
テクテクテク
「はぁぁぁあ。面倒くさ」
「お前。先生の雑用されてんのか?」
「うん。まぁね。てかなんでいんの?」
「ふらっと寄っただけだから。
ったく。手伝ってやんよ。」
「別に手伝わなくていいけど」
「女1人でこんなに持っていけねぇだろ?
往復もめんどくさいだろ?」
「ま。まぁ。」
おっしゃる通りです。
「じゃ、手伝ってやるよ」
「ありがとう。」
「俺、多めに持つわ。少ないの持てよ」
「そんなの悪いよ」
「良いから。持て!」
「うん。」
優しくされたん初めてだ。
こんなに心が暖かくなるんだ。
「やっと…笑ったな。」
嘘!ウチ笑った?
「え?ウチ笑ってなかった?」
「言い方が悪かったな。本物の笑顔を見せたなって言う事だ。」
「そんな事ないよ。ずっと笑ってた。」
「笑ってねぇな。偽りの笑顔だった」
「そっか。」
バレてたか…。
テクテクテク
「なぁ。お前ってなんでそんな氷見てぇに冷たいんだ?」
「何でだろうね…。」
「どこから来たんだ?お前。」
「未来から…。」
「未来?」
「3000年代から。」
「3000年代!?」
「そう。アルカディオって言う都市名から。」
「そうか。そのアルカディオでは人殺ししても捕まったりしねえのか?」
「えぇ。だって警察署なんて無いんだもの。」
「警察署がない!?」
「ええ。」
ガラッ
「失礼します」
「失礼します」
「ノートどこに置いとけばいいですか?」
「そこに置いとけ。刈菜ちょっと来い。」
「はい。上富。先行っといて!」
「おう。」
蘆花side終
何アイツ。人間ってこんなイライラする人物なの?
「あっ!刈菜さん!これ職員室に持って行ってくれない?
後ね…生徒指導の先生が髪の毛黒く染めろだって。それとカラコンも辞めろだって。」
「全部もともとなんで…って言っておいてくれませんか?」
「もともとなの!?」
「はい。」
「そう。言っておくわね。じゃあこれお願いね!」
「あ、はい。」
多すぎ。
テクテクテク
「はぁぁぁあ。面倒くさ」
「お前。先生の雑用されてんのか?」
「うん。まぁね。てかなんでいんの?」
「ふらっと寄っただけだから。
ったく。手伝ってやんよ。」
「別に手伝わなくていいけど」
「女1人でこんなに持っていけねぇだろ?
往復もめんどくさいだろ?」
「ま。まぁ。」
おっしゃる通りです。
「じゃ、手伝ってやるよ」
「ありがとう。」
「俺、多めに持つわ。少ないの持てよ」
「そんなの悪いよ」
「良いから。持て!」
「うん。」
優しくされたん初めてだ。
こんなに心が暖かくなるんだ。
「やっと…笑ったな。」
嘘!ウチ笑った?
「え?ウチ笑ってなかった?」
「言い方が悪かったな。本物の笑顔を見せたなって言う事だ。」
「そんな事ないよ。ずっと笑ってた。」
「笑ってねぇな。偽りの笑顔だった」
「そっか。」
バレてたか…。
テクテクテク
「なぁ。お前ってなんでそんな氷見てぇに冷たいんだ?」
「何でだろうね…。」
「どこから来たんだ?お前。」
「未来から…。」
「未来?」
「3000年代から。」
「3000年代!?」
「そう。アルカディオって言う都市名から。」
「そうか。そのアルカディオでは人殺ししても捕まったりしねえのか?」
「えぇ。だって警察署なんて無いんだもの。」
「警察署がない!?」
「ええ。」
ガラッ
「失礼します」
「失礼します」
「ノートどこに置いとけばいいですか?」
「そこに置いとけ。刈菜ちょっと来い。」
「はい。上富。先行っといて!」
「おう。」
蘆花side終

