「はははっ」

まだ斗鳴は笑ってる

「まだ笑ってんの?あきないねー。」

「だっておもしれーもん」

「いや、意味がわからない」

「ちゃんと先生の話聞けよな」

「いやいやいやいや、聞いてますって。
ただ、右耳から入って左耳からぬけてく
だけ」

「ふっ。だったら耳栓つけとけば?w」

「えっ!耳栓したら話ぬけなくなる?」

「さぁ?なるんじゃね?クスクス」

「ほんと?」

「ウソだよ。ばーか。」

「なっ…ばかってい…」

キーンコーンカーンコーン

私の話をさえぎって2時限目始まりのチャイムがなる

授業がはじまったら、言い返せない。

私は渋々、授業をうける。