颯斗さんからの褒め言葉が貰えた。
さっき思ってた事が叶った。
まだ体育祭は終わってないのに達成感さえ感じてしまう。
「ありがとう、ございます…」
きっと嬉しくて顔赤くなっているだろうから、恥ずかしくて下を向いた。
そして頭を撫でていた手が離れていく。
離れていく手に寂しい、もう少し撫でていて欲しかったと思ってしまった。
「優菜ちゃんは団演技出るの?」
颯斗さんから声をかけられてハッとする。
「はい!
私のグループの友達みんな参加するって言ってたんで私も参加することにしたんです
1人だとやだなって思ってたんですけど…
やっぱりみんないると楽しいです」
今までの練習を思い出す。
「そうだよね…
俺も高校生の時は団演技出てたよ
楽しかったな…
優菜ちゃんも楽しんでね」
そう言って颯斗さんは優しく笑った。
「はい!!」
そして颯斗さんが昼休憩だったね、と言ったことでご飯食べないとと思い出し私は教室に戻ろうとする。
最後に団演技見てるからと言ってくれて…
私はやる気いっぱいになった。

