好きだったよ。



体育祭の午前の部は無事に終わり、昼休憩となった。

お昼を食べるのにいつもの5人で教室へ向かっていた。


「あ、優菜ちゃん!!」


振り返ってみるとそこに居たのは颯斗さん。


「颯斗さん、本当に来てくれたんですね…!」


私はみんなに先に行っててと声をかけ、颯斗さんに駆け寄った。

颯斗さんに近づいてから思う。

前髪おかしくないかな?とか、汗くさくないかな?とか。


「約束したじゃん
それに、久しぶりに母校に来たかったし!
優菜ちゃん頑張ってたね、実行委員やってるんだっけ??」


「ありがとうございます!
そうなんです!
実行委員やってるんですよ
イベント行事に中心となって参加するのは初めてなんで不安だったんですけど…
当日までみんなを引っ張ってこれて安心しました」


すると颯斗さんが…


「よかったね、優菜ちゃんが頑張ったからきっとクラスのみんなも楽しめてるよ」


そう言って頭を撫でてくれた。