好きだったよ。




「じゃあ私はこっちだから」


悠也くんとは反対の乗り場。


「おう!
じゃな、また明日
これから実行委員頑張ろうな」


「うん!」


そして手を振ってホームの方へ向かった時、


「優菜!!」


「…?悠也くん?」


名前を呼ばれ手首を掴まれた。


「……俺も…俺も優菜が辛くなった時、限界が来た時誰よりも早く気づいて支えてやるから
だから無理するなよ
辛くなったらいつでも俺のところ来い!」


悠也くん…


「…ははっ…ありがとう
悠也くん、いい人過ぎるよ」


ダメだ涙が出そう。


「そんな事ないよ…だって俺ら親友だろ?」


悠也くんは眉を下げて笑った。


「うん…!
悠也くんも辛い時あればいつでも相談してね」


「おう!
じゃあ今度こそまた明日な!!」


悠也くんは手を振り帰って行った。

私は悠也くんを姿が見えなくなるまで見ていた。


こんなに幸せなことがあっていいのだろうか。

こんなにいい人たちに恵まれて。

私が不幸、辛いだなんて言っていいはずがない。


これから頑張っていこうと新たに決心出来た日だった。