「…啓くんも教えてくれる?」
私は悠也くんに話したようにお姉さんが好きな人だと言う事はふせて話した。
「いいよ
約束だしね…
俺さ、実は颯斗と兄弟なんだ~」
…えっ!?
「嘘だ!
だって名前…」
名字が違う…
「それね…
俺はちゃんと今の夫婦の名前使ってるけど颯斗は父さんと血が繋がってなくてさ…
母さんがバツイチで再婚して颯斗は連れ子だったんだ
母さん達が再婚したのは颯斗が4歳の時
颯斗はあまり覚えていないんだ
それで父さんと母さんは言わずに過ごしていたらしい…」
私は衝撃の事実に頭を痛めながらも考え聞いてみることにする。
「颯斗さんが4歳の時に親が結婚したのなら…
啓くんと颯斗さんは二人は半分、血が繋がってるの…?」
「そうなんだ
…俺、小さい時は颯斗の事“兄ちゃん”って呼んでたんだ
とても幸せな家庭だった…
でもある日亀裂が走ったんだ」
啓くんの顔が真剣そのものになる。
でもどこか怯えている様でもあった。

