「ごめん、質問3つ超えちゃったね。
これ以上は…「待って!」」
私は何とか声を出す。
「…話すから…私の好きな人の事話すから…
啓くんも教えて欲しい…」
少しの沈黙が流れる。
「…いいよ。
ここじゃなんだし…移動しよう?
中庭でいい?」
私は頷いた。
「はい、ミルクティー好き?」
啓くんが私に飲み物を渡してくれる。
「あ、今お金を…「大丈夫」」
そう言うと私の隣りに座った啓くん。
「女の子にお金出させませーんってね?」
いつものおどけた啓くんだ。
「ありがとう…」
お礼を言うと、いえいえと言って前を向いた啓くん。
「さてと…
何教えてくれるの?」
「あのね…」
私は颯斗さんとの出会いを話した。

