下校時刻、帰ろうと用意していると携帯が振動した。
誰だろうか…
確認すると画面にはメールが届いたという通知。
開いてみると…
「…!」
メールの送り主は颯斗さんだった。
そして“来週のどこか会わない?”と言う内容だ。
嬉しくて顔が緩んでしまう。
下駄箱に向かいながら私の空いている日を伝えるために返信する。
「優菜ちゃんっ!」
名前を呼ばれた。
「…啓くん?」
啓くんが私の下駄箱の前にいた。
返信するため、携帯に夢中になり過ぎてて気づけなかった。
「…3つ目、聞いていい?」
啓くんはそう言って近づいてくる。

