「…いるよ…好きな人…」
私は恥ずかしくて俯く。
「それで?」
「え?」
「どんな人か教えてよ」
えぇー!?
そこまで言わなくちゃダメ…?
「…じゃあもう時間もないから3つだけ教えてよ!」
啓くんがそう言った。
「…3つだけなら…」
渋々承諾した。
「じゃあ俺が聞くね!
1つ目、同じ学校?」
「…違う」
すると悠也くん以外のみんな驚いた顔をする。
「じゃあ次!
何歳の人?」
何か尋問みたいで嫌だな…
「お前等やめろよ…」
「「悠也(悠)は黙ってて」」
せっかく止めようと入って来てくれた悠也くんが啓くんと綾ちゃんに跳ね返される。
仕方ない…
「今年22歳の人…」
みんなは私の答えに騒いでいる。
これ以上は聞かないで欲しい…
「じゃあこれが最後」
啓くんが言った。

