好きだったよ。



「啓くんも一緒に行く?
大人数の方が楽しいと思うし」


私はただ行っていいかと聞かれたのでそう言っただけなのに、


「優菜ちゃん、そこは断らなきゃ~
悠也が可哀想だ」


「るっせぇ、啓介!」


どうして可哀想なの…?

だけど周りも同意見のようで、みんなから背中を押されて2人で行く事になった。


「啓くんってばいつも何考えてるか分からないよね
凄いな…」


「そうかぁ?
あの何でも分かってる風が腹立つけどな」


嫌味を言いつつ2人はとても仲良しである。


「どこ行こっか?」


「ドーナツ食いてぇな…」


あ…やっぱり男の子も甘いもの好きなんだな…


「じゃあドーナツにしよう」


電車で2駅行った所のドーナツが美味しいらしく、そこに行く事にした。