ショッピングモールに着いた私達は早速プレゼントを探し始める。


「わぁ…
これなんてどうですか?」


たまたま私とその子の好みが似ていたので選ぶのに困らなかった。

私が手に取ったのは白い花のついたヘアアクセ。


「可愛いね
これならアイツも喜びそうだな…」


颯斗さんはそれを眺めてブツブツ呟いている。

その間に私は近くにあったリボンのついたピンを見つける。

可愛いな…。


「優菜ちゃん、俺これ買ってくるから外で待っててくれる?」


「分かりました!」


私は入口で待っていると颯斗さんはすぐに出てくる。


「ありがとう
次は優菜ちゃんの買い物付き合うよ」