自分のクラスを見に行く。
私は4組だった。
お母さんとはここで別れ、教室に向かう。
教室に着いて黒板に貼られている座席表を確認してみて席についた。
…友達出来るかな…?
私は内気な性格だからなかなか自分からは話しかける勇気が出ない。
そんな事を考えている時だった。
「なぁ!」
後ろから声をかけられビックリする。
「はい…」
振り返ると元気そうな男の子。
「俺、藤村 悠也(フジムラ ユウヤ)って言うんだ。
実は俺の中学からこの学校に入った人少なくてさぁー、友達いなくて困ってたんだよね。
よかったら友達になってくんない?」
そう言ってニカッと、笑った。
そこで私は緊張の糸が切れた。
友達が出来た…と安心した。
「私は平野優菜。
よろしくね、えっと…」
なんて呼べばいいんだろう?と、戸惑っていると…
「俺の事は悠也でも悠でもいいよ!
よろしく、優菜!!」
下の名前で呼ばれて少し驚く。

