第1巻 Sicario ~哀しみに囚われた殺人鬼達~

料理を作り終えた頃には、酷く疲れていた。後、変な汗が止まらない。
僕はやっとの思いで、2人の元に料理を運んだ。


「ふ、フレンチトーストだよ...。ご、ごめんね、材料がす、少なくて...」


そう言い終わると、余りの怖さに僕は気絶してしまった。