side:マロン
調整局に送られてきた予告の元をたどり、顔まで割り出したあたし...。
あれから先パイに無理矢理引きずられて、この電車に乗る事になった。
スーツの姿では目立ってしまうので、わざわざ私服に着替えて来たのだけれど...。
隣に座っている先パイは何時ものスーツだ。
「先パイ...スーツは目立つって言ったじゃないっスか!?何で着替えてこないんスか!」
「何でって、業務中だろ。」
「そーっスけど目立ったら星(犯人)押さえれませんっスよ!!せめて調整局証(バッジ)は外して下さいっス!星が逃げちゃうっスよ!!」
何とか先パイを説得すると、かなり嫌がりながら調整局証を外してくれた。
いくらあたしが苦手だからって、その顔はやめて欲しい。
まだ先パイの中で一線を引かれているようで、少し寂しくなる。
「これでいいか?」
調整局証を胸ポケットにしまった先パイがあたしに尋ねる。
「いいと思うっスよ。」
この後約5分後に爆弾魔が、怒鳴り散らした。
調整局に送られてきた予告の元をたどり、顔まで割り出したあたし...。
あれから先パイに無理矢理引きずられて、この電車に乗る事になった。
スーツの姿では目立ってしまうので、わざわざ私服に着替えて来たのだけれど...。
隣に座っている先パイは何時ものスーツだ。
「先パイ...スーツは目立つって言ったじゃないっスか!?何で着替えてこないんスか!」
「何でって、業務中だろ。」
「そーっスけど目立ったら星(犯人)押さえれませんっスよ!!せめて調整局証(バッジ)は外して下さいっス!星が逃げちゃうっスよ!!」
何とか先パイを説得すると、かなり嫌がりながら調整局証を外してくれた。
いくらあたしが苦手だからって、その顔はやめて欲しい。
まだ先パイの中で一線を引かれているようで、少し寂しくなる。
「これでいいか?」
調整局証を胸ポケットにしまった先パイがあたしに尋ねる。
「いいと思うっスよ。」
この後約5分後に爆弾魔が、怒鳴り散らした。


