side:セルリア
ベッド拘束から解放されて、数日が経った頃。
あれから依頼は来ておらず、時間を持て余している俺は1人ソファーに座って、TVを見ていた。
大して面白い番組は無く、今見ているサスペンスドラマのチャンネルを、リモコンで変えた。
どのチャンネルに変えても、俺の気を引く番組など無かった。
諦め半分でもう一度チャンネルを変える。
丁度ニュース番組が放送されていた。
やれ失踪だ、やれ死去だなんて俺にとって、とてもつまらない内容だ。
ニュースキャスターが新しいニュースを読み上げる。
『続いてのニュースです。今日未明こちらの爆弾魔から、調整局に予告状が送られてきたもようです。...』
この御時世にご丁寧に予告状出すだなんて、随分な奴だ。
TVに映し出された爆弾魔の顔を見る。
金髪に黒のメッシュが入っている。顔はピエロのような奇抜なメイクが、施されている。
勝手な想像だが俺の中での爆弾魔は男なのだが、意外にもニュースに出ている爆弾魔は女だった。
女が爆弾か...物騒になったものだな。
「...サラフィリア・マークか...。」
TVで放送された爆弾魔の名前を、なんとなく呟いた。
ベッド拘束から解放されて、数日が経った頃。
あれから依頼は来ておらず、時間を持て余している俺は1人ソファーに座って、TVを見ていた。
大して面白い番組は無く、今見ているサスペンスドラマのチャンネルを、リモコンで変えた。
どのチャンネルに変えても、俺の気を引く番組など無かった。
諦め半分でもう一度チャンネルを変える。
丁度ニュース番組が放送されていた。
やれ失踪だ、やれ死去だなんて俺にとって、とてもつまらない内容だ。
ニュースキャスターが新しいニュースを読み上げる。
『続いてのニュースです。今日未明こちらの爆弾魔から、調整局に予告状が送られてきたもようです。...』
この御時世にご丁寧に予告状出すだなんて、随分な奴だ。
TVに映し出された爆弾魔の顔を見る。
金髪に黒のメッシュが入っている。顔はピエロのような奇抜なメイクが、施されている。
勝手な想像だが俺の中での爆弾魔は男なのだが、意外にもニュースに出ている爆弾魔は女だった。
女が爆弾か...物騒になったものだな。
「...サラフィリア・マークか...。」
TVで放送された爆弾魔の名前を、なんとなく呟いた。


