俺は今まで
咲に
どれほど辛い思いをさせてきただろう
何も言わないでいると
咲が
すでに血だらけの手首に
カッターをあてだした
「っ!何してんだよ!!」
急いでその手を掴むと
咲は暴れだした
「死なせて!死なせてよぉ!
私なんかいらない!必要ない!
生きるのが辛いのよぉ!」
咲が言う言葉に俺は何も言えなかった
こんなにも咲を追い詰めていたのかと
自分を憎んだ
泣きながら叫ぶ咲
血がすごい出ている
このままじゃ、ほんとにやばい
すると咲は
力なく倒れてきた
顔は真っ青、意識がなく
血がポタポタと垂れる
「咲?…咲!!!」
