そんな乙川に片手をあげて、ウインクしながら、最高にウザい顔で挨拶をする若松。 朝練に来ることが少ない乙川は、こうやって朝早くに出くわすことが滅多にない。 その割にはバレー上手いし、顔が怖くて主将や副主将の若松以外、注意するひとが全くいないらしい。 「・・・・っち。 天海先輩、雪村先輩、はようございます」 乙川は若松に舌打ちだけして、すぐにこちらを向き、頭を下げて挨拶をした。