まるで尻尾のように、ポニーテールを揺らしながら私の隣に並んだ女の子は、同じバレー部で同じポジションでもある、日向 みのりであった。
「びっくりしたー、みのりかよ。
おはよ、みのり」
「はい!おはようございます!!
雪村先輩もおはようございます!」
ふわふわな、色素の薄い綿あめのような髪に、私よりだいぶ小さいウイングスパイカー。
母親が外国人らしく、白い肌にエメラルドのようなグリーンの透き通る瞳。
8歳までは日本にいたらしいが、つい最近まではアメリカの方にいたらしい。
アメリカでもバレーをしていたらしく、圧倒的な実力と高い跳躍力を備えており、みのりは低い身長ながらも自分よりはるかに高い選手と戦える技術を持っている。
