「天ちゃん、間違ってミカちゃんなんかに飛び蹴りしちゃったの〜?」 うわあ、という顔で若松にも見下ろされた。 「キャプテンに何してくれるんだ! いくら負けたからって、腹いせでキャプテンを蹴るとはどういうことだ!」 とうとうキレ出した部員達が、その女子中学生に詰め寄った。 さすがに背が高めの女子でも、自分よりだいぶ大きな男何人にも詰め寄られたら、怖くてその場で固まることしかできない。