今じゃ私は、帝の専属マネージャーという状態になっており、スポーツ選手のためにも栄養についてや、テーピングの巻き方などを身につけた、完璧な新道選手を影で支えるマネージャーになった。




そして、私の幼なじみである若松 光樹は帝とは違う大学へ入学、違うプロチームに所属しているが、二人の上手さチームの中じゃ頭一つ飛びでている。




そんな二人が一緒になれば、日本は強くなれるという思考から、世界バレーの日本代表に選ばれている。




最初は若松が毎日のように、『ミカちゃんを倒すのはオレなのに、何で同じ日本代表なんだー!』と、その因縁のライバルの恋人に愚痴を言ってきたが、結局は最高のコンビだとか雑誌に取り上げられている。




オマケと言っちゃあなんだが、帝の帝王のような気品、威圧に溢れた王様顔と、甘く、何処と無く爽やか感を感じさせる王子様顔のイケメン二人は、『新道派』と『若松派』に分かれた大勢のファンがいる。