そこはとても綺麗な場所だ。




ステンドグラスに差し込む光で、床に鮮やかな色彩を映す。




神秘的に包まれた空間。




どこか、違う世界にいるようかな気持ちにさせる。




その空間を出れば、一面的な青。




白い砂に下まで見える、透き通る青。




そう新道 一。元天海 一は、誰もが憧れるような近くに綺麗な海がある教会で、夫の家族と仕事関係の人と、私の家族と特に仲がよかった友達だけの少人数?の結婚式を行っています。





彼と付き合い始めて、もうすぐ八年が経とうとしている。




彼、新道 帝は、もちろんバレーの強豪大学からのお誘いを受け、そこへ入学。




そして大手飲料会社のプロチームに所属している。